水分を補う化粧水や栄養を集中チャージする美容液・アンプルや潤いキープ力を高めるクリームや化粧水の導入を促すブースターなど、毎日のスキンケアに欠かせない基礎化粧品には様々なものがありますが、汚れを落とすためのクレンジングもその一つです。
スキンケアは洗顔に始まり洗顔で終わります。皮脂や角質や汗や菌で汚れていると化粧水や美容液の浸透が悪くなりますし、メイク汚れが残っていると肌環境が悪化してニキビやいちご鼻などの肌トラブルの原因になってしまいます。泡タイプやオイルやローションやバームやクリームやジェルやミルクやシートタイプなど、クレンジングには様々な種類がありますが、敏感肌やゆらぎ肌やアトピー性皮膚炎の方はクレンジング選びが難航しがちです。科学的な添加物やアレルゲン物質などによるダメージに弱い肌で、コスメ選びに苦労しているという方は多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが手作りクレンジングパックです。天然由来成分にこだわったりアレルゲン物質を排除したりすることで自分の肌を確実に保護することが出来ますし、乾燥やキメの乱れや毛穴の黒ずみや大人ニキビ、くすみや小じわなどの肌悩みに応じて、自分の肌に必要な成分を自由にプラスできるというメリットもあります。
手作りクレンジングパックに必要な材料は以下4点です。
・植物由来のクレンジングベース
・ビーズワックス
・エッセンシャルオイル
・クレンジングパックを入れる容器

エッセンシャルオイルは、自分の肌質や肌悩みや好みに合わせて選びましょう。
簡単レシピ・作り方を紹介します。
まず最初に湯煎をするためのお湯を沸かし、お湯に耐熱ボウルや鍋を浮かべてその中にビーズワックスを入れてゆっくりと溶かしていきます。溶けて滑らかなテクスチャーになったらクレンジングベースとエッセンシャルオイルを加えて、よく混ぜ合わせたら出来上がりです。
容器は煮沸消毒して清潔な状態にしておきます。時間の経過とともに劣化していきますので、作ったら新鮮なうちに使い切ってしまうのが鉄則です。角質ケアや毛穴ケアや保湿ケアやマッサージなど、メイク落とし以外の役割も果たしてくれる万能アイテムですので、こまめに作って常備しておくと安心です。大量に作らずに少しずつこまめに作るのが理想的です。手作りクレンジングパックでのスキンケアは全て自己責任となりますので、肌に何らかの異常が出た場合はすぐに使用を中止して皮膚科クリニックに相談しましょう。