顔や身体に使えるクリームは、家でも手作りすることができます。余計なものを入れない自家製オーガニッククリームなら、肌に優しく乾燥などからも防いでくれるでしょう。オーガニッククリームを手作りするなら、ミツロウやホホバオイルなどを使うのがおすすめです。ペパーミントを入れると、暑い季節でもスッキリ爽やかな使い心地になるのです。

作り方も難しくはありません。ミツロウは蜜蜂が巣を作る時に分泌されるロウの成分です。保湿作用が高く、肌に良く馴染んでくれるので使いやすいです。その他にホホバオイルも一緒に使ってクリームを作ります。ホホバオイルはホホバの木の種から採れる油です。ワックスエステルと言う人間の皮脂成分に含まれる成分が、主成分になっています。これも肌を乾燥から守ってくれる役割を果たしてくれるのです。
どちらもアロマショップや化粧品屋などで手に入れることができます。今はネットですべて材料を揃えることができて便利です。まずミツロウ4gとホホバオイル25gをガラスの容器などで湯せんにかけます。ゆっくり混ぜながら溶かし、液状になったら火から下してください。粗熱を取るためにしばらく待ちましょう。粗熱が取れたらペパーミントオイルを入れて、よくかき混ぜます。オイルの量は、約5~6滴ほどが適量です。あまりに多すぎるオイルは肌に強い刺激になる場合があるのです。ペパーミントはスッキリしてそう快感があるので、ついたくさん入れてしまいがちですが、適量を守るようにしてください。他にも好きなアロマオイルを入れることもできるので、何種類か作って香りを楽しむのも気分が上がります。容器に入れ替えて、固まったら完成です。
粗熱を取ってオイルを入れると、固まりやすくなるので素早く入れ替えます。容器は手で取って使いやすいように、浅めの瓶やクリーム缶などが良いです。100円ショップでも売っているし、好みのものを探してみてください。
使い終わった市販の化粧品容器などを使っても良いでしょう。作ったものは約2か月ほどで使いきるのが理想的です。劣化しないように、あまり長期間置いておかないようにします。
初めて使用する時に不安な人は、パッチテストをすると安心です。少ない材料で手軽に作ることができるので、毎年の冬場の楽しみにするのも良いものです。また、他の成分の自家製クリームの作り方や、自然派の利点や比較などさまざまな情報も載せていますのでぜひ覗いてみてください。どれも乾燥に効く成分なのが最大のメリットなので、肌荒れに悩んでいる人は一度挑戦してみるのもおすすめです。