日本でも人気が高いシアバターは、全身に使える保湿クリームです。
手のひらで温めるとクリーム状になり、どのパーツにもスムーズに浸透します。天然成分が原料なので、敏感肌でも安心して使うことができます。
シアバターの原材料は、主に西アフリカから輸入されます。種子から胚を取り出して乾燥させ、粉砕した後に焙煎を行います。ペースト状になった後は安定性を高めてから工場で製品化されます。シアバターは男女を問わず利用でき、子どもも使うことができます。肌質を問わず、全身の様々なパーツに使える万能クリームです。
購入したシアバターが重く感じる場合は、自宅で手作りのボディークリームを作ることができます。材料は2つだけで、シアバターとホホバオイルを用意します。
シアバターは40gに対して、ホホバオイルは10gです。
ホホバオイルはビタミンAやビタミンB、ビタミンEが含まれるオイルでエイジングケアにも使われています。酸化しにくいので、無添加でも長期の保存が可能です。ホホバオイルの主な成分は人間の皮膚にも存在しているため、肌によく馴染みます。
用意したシアバターにホホバオイルを入れて溶かし、よくかき混ぜます。
かき混ぜて出来上がった液体を容器に入れます。冬だとすぐに固まりますが、夏は固まりにくいので冷蔵庫に入れて固めます。容器にはラベルを貼り、ボディークリームを作った日付を忘れないようにします。
冬になるとシアバターは固まりやすくなりますが、ホホバオイルを加えることで柔かく使いやすくなります。
手作りのボディークリームは、全身に使うことができます。
朝と晩は、乾燥が気になる部分に少しだけ使います。加齢が気になる年齢になったら、首も忘れずにケアしておきます。手のひらでクリームを温めて、優しく馴染ませます。
首の皮膚はデリケートで乾燥しやすいので、毎日の保湿が大切です。
シアバターで作ったボディークリームは、目元のケアにも活躍します。目元は乾燥しやすく、潤いが足りないとシワの原因になります。ほんの少しだけクリームを馴染ませるだけで、デリケートな目元を重点的に保湿することができます。
目元のケアは、指の腹を使って優しく押さえるようにケアするのがコツです。
保湿力に優れたクリームは、リップバームにもなります。
乾燥して唇が荒れている場合は、厚めにクリームを塗ってラップを乗せておきます。
しばらくしてラップを取ると、パック効果で潤いが戻ります。